薬学ベーシックコース

薬物治療アップトゥデート講座⑥ 第1部「より良い眠りを得るための睡眠学と睡眠薬の進歩」第2部「こころの病気と腸内細菌の深い関係」

講座概要

 
講座番号 2024JC06
開講日時 2025/01/11(土) 13:00 ~ 2025/01/11(土) 16:10
申込期間 2024/08/01(木) ~ 2025/01/09(木)
開講期 後期
開講形態 オンライン講座(リアルタイム配信)
定員 100
レベル 初級
受講料 ①薬局薬剤師: 3,000円, ②病院薬剤師: 3,000円, ③企業(①,②を除く): 3,000円, ④行政: 3,000円, ⑤本学教職員・学生(社会人学生除く): 0円, ⑥本学社会人学生: 0円, ⑦本学連携者: 3,000円, ⑧他大学教職員・学生(社会人学生除く): 3,000円, ⑨東京理科大学薬学部同窓会会員(会費納入者): 1,500円, ⑩その他: 3,000円

講座内容

①日本人の約半数が何らかの睡眠の悩みをもっているとされ、睡眠薬は成人20人に一人が服用しているとされる。睡眠薬はベンゾジアゼピン系睡眠薬が主流であったが、メラトニン受容体作動薬やオレキシン受容体拮抗薬といった、睡眠に特異的な分子を標的とした睡眠薬が市販されるようになり、第一選択薬になりつつある。こうした睡眠薬に関する動向について概説すると共に、それに伴って発展した近年の睡眠学の進歩について概観する。また、各種の不眠をきたす疾患の要点について解説する。さらに、より良い睡眠をとるための生活指導についても解説し、不眠症患者に適切なアドバイスができるようになることをめざす。
②腸内細菌叢と脳機能や精神疾患との関連は「脳―腸相関」として、近年、急速に研究が進んでいる。とりわけ、うつ病などの気分障害はストレスの影響を受けて発症・増悪するが、腸内細菌叢はストレス応答(視床下部―下垂体―副腎系や自律神経系)において極めて重要な働きをする。また、こころの病気は身体の炎症や脳の炎症(神経炎症)が重要な要因となることがわかってきているが、腸内細菌叢は炎症とも密接な関連をもつ。本講演ではこれらのエビデンスについて演者らの検討を含めて概観し、こころの健康を維持・増進するための新たな戦略としての脳―腸相関について理解することをめざす。

講座スケジュール

講座内容/講座詳細講師名
「より良い眠りを得るための睡眠学と睡眠薬の進歩」 功刀浩(帝京大・医・教授)
「こころの病気と腸内細菌の深い関係」 功刀浩(帝京大・医・教授)

受講方法について

ミーティングIDおよびパスコードを使用して、Zoomへ入室いただきます。
当日のZoom情報および資料の配信は、講座1週間前から前日までに、マイページの「講座購入履歴」より「参考資料」を参照してください。
資料においては、講座実施日の前日までに配信いたしますので、期間内にダウンロードしてください。なお、講師により当日閲覧のみの場合もありますのでご了承ください。
表示名で出席を取りますので、必ずお申込み時の氏名(フルネーム)で参加してください。
※12:30頃から入室可能です。

受講証明書について

本講座は、講義時間のうちすべての受講で受講完了とみなし、講座終了後1週間後に「受講証明書」を発行します。
コースの修了お申し込み時に必要ですので、各自マイページ「講座購入履歴」よりダウンロードし、必ず保管ください。

大学教職員と学生の受講について

本学教職員と在学生は無料で受講できます。
大学から付与されたメールアドレスを登録してください。
※卒業及び修了後は必ず会員区分を変更してください。

講義動画のアーカイブ配信について

後日、講義動画を参加者限定で配信予定です。
(配信日より1週間限定、ブラウザからの閲覧のみ)
準備が整い次第、メールにてお知らせいたします。
なお、機器不具合等によりアーカイブ配信ができない場合がございます。予めご了承ください。

その他

研修受講単位について
取得可能単位:日本薬剤師研修センター 研修受講単位(2単位)※申請中
単位取得には事前にPECS(薬剤師研修・認定電子システム)への登録が必要です。
本学ホームページにおいて薬剤師名簿登録番号を登録し、当日すべての講義を視聴した受講者が対象です。
日本薬剤師研修センターへの報告状況は、お知らせにてご確認ください。
通常、センターへの報告の翌日に単位が確認できますので、確認できない場合は、事務局へ速やかにご連絡ください。
(遅刻・早退は時間の多少にかかわらず単位取得が認められませんのでご注意ください)
(本ホームページへの登録情報は、ログイン後「環境設定」画面で確認できます)

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